こ、米が高すぎる……。
今まで1,500円~2,000円程度で買って食べていた米も、今や最低でも4,500円以上と倍以上の価格になってしまいました。そこで登場した備蓄米、通称「古古古米」。
“味が美味しくない”、“香りが悪い”などという悪評があれば、一方で“意外と気にならない”、“価格を考えればアリ”といった肯定的な意見も。実際に筆者も食べてみましたが、「食べられはするが、艶がなく甘みや風味が感じられず、明らかに美味しくはない」という感想でした。
残った古古古米をどうにかして美味しくたべるべく、見つけたのが料理研究家・だれウマ氏が紹介していた『ズボラ炊き込みご飯』。仕込みが1分で済む簡単調理でありながら、激ウマな炊き込みご飯が仕上がるので、古古古米に悩んでいる人は是非一度試してみましょう!
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使う材料(4杯分)はこちら!
レシピで使用する材料はこちら▼
- お米(研いでおく) 2合
- ツナ缶 1缶
- 塩昆布 15g
- 水 2合の線まで
- めんつゆ(2倍タイプ) 大さじ1
- バター 10g
- マヨネーズ(お好みで) 適量
- 七味唐辛子(お好みで) 適量
調味料を除き、使う材料はツナ缶と塩昆布の2つ。材料が少ないとコスパがいいだけじゃなく、調理もラクなのが嬉しいところですね。

なおツナ缶は必ず“ノンオイルじゃないもの”を選ぶのが重要。オイルにはツナの旨味などが溶け出しているため旨味をプラスすることができ、油分でパラッと仕上がるのだとか。
調理時間は5分以下

早速調理に移っていきますが、工程が少なすぎるため一瞬で終わります(笑)
まず、研いだ米を炊飯釜に入れたら、ツナ缶を脂ごと全部投入しましょう。その後、水を2合のラインまで注いで、塩昆布も加えます。なお、塩昆布は袋の中に溜まっている白い粉も入れるとベター。
ちなみに、ツナ缶のイノシン酸、昆布のグルタミン酸がかけ合わさることで相乗効果で美味しく仕上がるそう。
最後にめんつゆを入れて炊飯ボタンを押せば調理終了。米の研ぎ時間をあわせても5分以内に終わりました、あまりにも簡単すぎる…。

炊きあがったのがこちら。明らかに美味しそうな香りが漂いますが、そこにバターを入れてコクと香りをプラス。背徳的で最高です。
【実食】これ、箸が止まらねぇ!

完成した炊き込みご飯がこちら! 炊飯器に材料をぶち込んで炊いただけなのに、なぜここまで美味しそうな香りが漂うのか……。古古古米の面影は一切なし(まあ、この時点では当然ではあるが)。
実際にひとくち食べてみると、うめぇ~~! ツナと昆布がいい感じに手を取り合っていて、旨味が凝縮されている感じがあります。しょっぱさも絶妙で、単体で食べてもいいし、焼き魚や煮物などと組み合わせても最高といった印象。おにぎりも最強に美味しくなるはず。
なお、だれウマ氏は「ファミリーマートの和風ツナマヨおにぎりに似ている」と述べていたが、確かにかなり近いかも。ヘルシーさはなくなるがマヨネーズとの相性も抜群らしいです。

ちなみに筆者のおすすめは山椒。ほんの少し振りかけると、一和食のコース料理の締めにでも出てきそうな上品かつ、満足感のある一品のような味わいに進化します。あれ、そういえばこれ、古古古米で作ったのか……と忘れてしまうレベルで美味しい料理でした!
超簡単に作れて、激ウマな炊き込みご飯が作れる同レシピ。古古古米の味に困っている人、また手軽に美味しい炊き込みご飯をつくりたい人は是非試してみて!
【レシピ動画】
引用・参考
YouTube「だれウマ【料理研究家】」:【仕込み1分】ツナ缶と塩昆布で作る衝撃的に旨すぎる『ズボラ炊き込みご飯』の作り方