今回は、日々の生活を彩ってくれる“スマートウォッチ”の中から、約1万円で購入できる『Nothing Watch Pro 2』の魅力を紹介していきたいと思います!
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『Nothing Watch Pro 2』とは
“スマートフォン”と聞いて、多くの人がまず初めに想像するのは『Apple Watch』でしょう。
iPhoneとの互換性やApple製品ならではの快適さなどはありますが、それに伴い“価格が優しくない”のが気になるポイント。
今回紹介する『Nothing Watch Pro 2』は、ロンドンを拠点とするデジタル製品企業「Nothing」が手掛けるスマートウォッチです。
スマートウォッチにほしい機能を一通り備えつつ、Apple Watchや他メーカーの製品の追随を許さない圧倒的なデザイン性が特徴。
それでいながら、価格はなんと11,000円。これは確実に買いですよ!
マットな質感がたまらない
開封すると『Nothing Watch Pro 2』、取扱説明書、充電用ケーブルが入っています。本体のカラーは「アッシュグレー」「ダークグレー」「オレンジ」「ブルー」の4種展開されていて、今回記者が購入したのはダークグレーです。
カラーは4種類
前者2つはベゼル(フレーム部分)が角ばっており、後者2つは丸みがかっているのがわかるでしょう。このベゼルはつけ外しが可能で、追加購入することでお好みでカスタマイズすることも可能です。
また、サードパーティーで保護ケースなども発売されているため、傷をつけたくない…大切に使いたい…という人はそれらを活用してもいいかも。
シンプルなデザインが魅力
無駄を削ぎ落としたシンプルかつスタイリッシュなデザインはもちろん、本体からベルトなど、至る部分がマットな質感となっていて高級感が漂います。
本体の右上側のサイドにはアクションボタンが1つだけ付いていて、これも無駄を削ぎ落としたデザインでなんともカッコいい。
ストラップは手入れがしやすく肌なじみの良いシリコン素材。個人的には好みですが、一部では“安っぽい”と感じる人もいる様子。
そんな時は、他社製の22mmのストラップと付け替えるのもアリ。意外と1,000円前後で手に入れることができるため、天候や気分で付け替える用に購入してみるのも面白いかもしれない。
最大で「45日」連続使用可能
実際に『Nothing Watch Pro 2』を装着したのがこちら。やはり無機質でスタイリッシュなデザインは唯一無二であり、シンプルなデザイン好きにはたまらないでしょう。
腕時計としての機能として、まず気になるのがバッテリーについて。通常の腕時計とは異なりスマートウォッチは数日おきの充電が必須だが、この『Nothing Watch Pro 2』は通常モードで「11日間」も持つのは驚き。
他にも、いくつかモードが用意されていて、それぞれのバッテリーの持ちは以下となる。
- ヘビーユースモード:9日間
- 省電力モード:45.8日間
- Bluetooth 通話継続モード:17.4 時間
- GPS 継続使用モード:25時間
充電は専用のケーブルを背面のポートにセットして行います。マグネット式になっていてワンタッチで付け外しが可能なのですが、一方で若干外れやすいのは気になるポイントかもしれません。
■アプリ連携で使い勝手が向上
魅力的なウォッチフェイスが多数
そして、ウォッチフェイスに関してはiOS/Androidの「CMF Watchアプリ」と連携させることで、切り替えることができます。先程の筆者が選んだシンプルなウォッチフェイス「time line」は月・時・分・秒といった最小限の情報をミニマルに表示していました。
【ウォッチフェイス変更例】
各機能を最大活用
また、アプリを経由することでスマートフォンへの通知を連動させたり、アラームやリマインダーを設定したり、天気を表示したりと様々な機能を活用することができるようになります。
他にも、昨今のスマートウォッチに求められているヘルスケア/フィットネス系の機能も充実していて、心拍数や血中酸素、ストレス、睡眠の質などを計測したり、屋外でのウォーキングやランニングのデータを集計したりすることもできるのです。
様々な機能がありますが、筆者がガチで最も多用しているのは、設定した時刻に通知を送ってくれる「アラーム機能」です。例えば以下のようなシチュエーションで大活躍してくれています!
- 絶対に寝坊できない朝、目覚まし時計のサポートのため
- 通勤時の電車、寝過ごさないため
- 仕事の経過時間の確認のため
ガチの「メリット」と「デメリット」
ここまで『Nothing Watch Pro 2』について解説してきましたが、メリットをデメリットをまとめて紹介していきたいと思います。
【メリット】
やはり何と言っても10,000円以下(セール時)という価格、それでありながら同価格帯にはありえないレベルの圧倒的なビジュアルは最大の魅力でしょう。
見た目のみならず、触った際の質感も素晴らしく、ディスプレイのクオリティも申し分なくて、腕時計としてのクオリティは完璧と言えるでしょう。
一般的なスマートウォッチと同等の機能も備わっているため「予算1万程度のスマートウォッチを探している」「おしゃれなスマートウォッチが欲しい」「スマートウォッチを初めて試してみたい」といった人におすすめできそうです。
【デメリット】
一方でやはりいくつかのデメリットは正直あります。まず、アプリとの接続が高頻度で切れるということがあります。
スマートフォンとのBluetooth接続はされているものの、アプリとの接続が切れることが多く、ウォーキングやランニングといったGPS、ウィジェットの天気表示、歩数計などいくつかの機能は、アプリと再接続をしないと活用できなかったりして、そこは少し気になりました。
また、バイブレーションの際に本体が振動によって音がなるのですが、これが若干チープで、気になる人は少なくないかも。ただ、これは設定でオフにもできるので解決策はあります。
スタイリッシュなデザインに反して、機能面で若干詰めが甘い部分もあるので、「スマートウォッチとしてすべての機能を活用したい」「見た目より機能を重視している」といった人にはおすすめできないかもしれません。
総評
過去に様々なスマートウォッチを使用してきた筆者の総評としては、買う価値はあると思います!
アプリとの接続の不安定さといった欠点はありますが、スマートウォッチに求められる機能を一通り抑えていて、さらにこの圧倒的におしゃれなビジュアルを考えると、1万円前後という価格は明らかに破格です。
先述の通り、「スマートウォッチを試してみたい」「おしゃれな腕時計が欲しい」といった人は、確実に満足できるはずですので、是非チェックしてみてくださいね!