あなたの「日傘」じつは紫外線通しまくりかも…日本気象協会が教える“日傘ごとの違い”が目からウロコ

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夏本番を迎え、汗が止まらないような季節になってきた最近ですが、そんなときに役立つのが「日傘」でしょう。

しかし、一概に“日傘”といえど種類は様々。もしかしたら、あなたが普段使っている日傘は“効果が薄い”可能性もあるのをご存知でしょうか。

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日傘の目的は主に2つ

日光を避けるという目的で使われる日傘ですが、主な機能としては「遮光」「UVカット」がメインとなります。

「遮光」は読んで字のごとく「目に見える光を遮る」という意味で、遮光率が高ければ高いほど濃い日陰を作り出すことが可能です。

対する「UVカット」は紫外線を防ぐことが目的であり、UVカット率が高いほど日焼けやシミを防ぐことができます。

雨を防ぐ通常の傘としても使える便利なタイプもありますが、強度を高めるため重くなる、価格が高くなる…といった問題も発生するため、メリット・デメリットを考えて商品を見極めると良いでしょう。

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日傘の効果の違いを検証

暑さや紫外線の対策として効果的とされている日傘ですが、じつは種類によって大きく性能に差が生まれます。UVカット加工など“目で見てもわからない”ものの他に、「裏地なし」「裏地あり」だけでも大きな違いがあります。

日本気象協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」がYouTubeに投稿した動画『【実験】日傘の効果を実験!気温・紫外線はどのぐらい違う?【遮光率100%日傘】』では、「裏地なし」と「裏地あり(遮光率100%)」、そして「日傘なし」の影響の違いを検証しています。

実験の結果は…

実験の内容は、「裏地なし」「裏地あり(遮光率100%)」「日傘なし」の3つの状態で日向に5分程度立ち、温度と紫外線の量の違いを見ていく…というシンプルなものです。そして、気になる結果はこちら!

まず、日陰が31.7℃であるのに対し、「裏地なし」は36.0℃、「裏地あり(遮光率100%)」は34.9℃、「日傘なし」39.0℃という結果になりました。

やはり日傘の有無は温度の変化が大きく、中でも裏地(遮光率100%)があるだけで1℃以上の差が生まれるというのは驚きです。

紫外線の量がわかる便利グッズも

さらに、温度の差はもちろんのこと、「紫外線の量」にも大きな違いが見られています。

動画では紫外線の量によって色が変化する便利アイテム『UVレベルチェック・リップミラー』(660円)を用いて検証し、日傘の種類や特性によって通過する紫外線の量が異なることがわかりました。

裏地の有無の他にもUVカット加工、生地の厚みなど製品ごとにどれだけ紫外線を通すのか明らかではないため、こちらの『UVレベルチェック・リップミラー』で自身の日傘をチェックしてみるのもありかも知れませんね。

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